定額請負契約とは|建設用語集
【定額請負契約】
【Fixed Price Contract】
「定額請負契約」とは、建設プロジェクトにおいて工事や設計業務等を発注する際に契約上の価格や条件を取り決める契約方式の一つで、総価請負契約、単価請負契約、総価単価請負契約などの総称。
「定額請負契約」は請負業者が事前に工事金額を見積り、発注者と合意された価格で設計図書などに基づいて完工を約束する方式。請負業者側は取り決め額で工事を完成させるリスクを負う一方、発注者は最終的な工事金額の大枠を掴むことができる点が特徴として挙げられる。
従来は「定額請負契約」のうち総価請負契約が最も採用されてきたが、近年では建設マネジメントの普及により工事発注・契約の方法が多様化したことで単価請負契約や総価単価請負契約の活用も広がっている。
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【関連ワード】
契約方式、総価請負契約、実費精算契約(コスト・プラス・フィー契約)、目標コスト契約、GMP(最大保証金額)
発注方式、指名競争入札、一般競争入札、随意契約、特命随意契約、見積合わせ、設計施工分離発注方式、設計施工一括発注方式、DB方式(デザインビルド方式)、分離発注方式 、ECI方式 、コストオン方式、ジョイントベンチャー方式、総合評価方式、性能発注方式、二段階競争入札方式、二段階競争入札方式、PFI方式、VE方式、CM方式(コンストラクションマネジメント方式)、ピュアCM方式、CMアットリスク方式、PM方式(プロジェクトマネジメント方式)、オープンブック方式